今回はシニア犬の介護の中でも『食事』についてお話していきます🐶💡
シニア犬になってくると、飲み込む力が弱くなってきます😵
食べた物が胃に送られるよう、食べる時の姿勢はとても大切です💡
方法としては、食器を台の上に置き、頭の位置を高めにしてあげることで飲み込みやすくなり、前肢や首への負担も減らすことができます😌
また、噛む力や消化する力も弱くなっているので、ドライフードを与える場合はぬるま湯でふやかしてあげると食べやすくなり、消化も良くなります🤍
煮ているレトルトフードや缶詰を利用するのもいいと思います😌✨
そして、シニア犬は喉の乾きも感じにくくなっているので、積極的に水分を摂らせましょう‼️
水分は食事を胃に流し込むのを助け、口に残った食べカスなどをきれいにするのにも役立ちます💡
寝たきりのワンちゃんの場合ですが、クッションやタオルなどで体を支えて、上半身を起こし頭を高くした姿勢にします🤔💡
⚠️寝かせたままにして食べさせてはいけません‼️
シニア犬は飲み込む力が弱くなっているため、食べ物が食道に詰まることもあります。
シニア犬になり、食欲不振になるワンちゃんもいます。ワンちゃんが食べたがらない場合は、フードを温めて香りを立たせたり、ドライフードをふわかしてみたり、トッピングやウェットフード、手作りご飯を与えてみたり…など工夫してみるのもいいかもしれません🐶
この際も、ワンちゃんの姿勢には注意して見てあげましょう⚠️
そして、どうしても食べることが難しくなった場合は流動食を取り入れましょう💡
流動食には、水またはぬるま湯で溶いてシリンジに入れ与えるものがあります🤔
また、ドライフードをペースト状にふやかして混ぜたものをシリンジで与えることも可能です🍀
流動食の与え方としては、上半身を起こして頭を高くした姿勢にします🐶
ワンちゃんを抱っこしたりクッションなどに寄りかからせたりし、少しでも頭を高くして与えます😌
⚠️顎だけを上に向けると気管に入りやすく危険ですので注意しましょう‼️
流動食は口からこぼれやすいので、タオルやペットシーツを口元や前胸に添えます😌
また、小型犬であれば、人間の赤ちゃん用の食事エプロンも活用できます💡
そして、ちゃんと飲み込めていないことがありますので、時々少し水を飲ませてあげましょう💡
流動食を食べ終わったら水で口を湿らせ、口の中をガーゼできれいに、口の周りも拭きます😌✨
そのまま20〜30分ほど姿勢を維持させ、様子を見てあげましょう🐶🍀
流動食を与える場合は、1日の量を数回に分け、短い時間で効率よく与えてワンちゃんの負担を少なくしましょう😌
ワンちゃんがうまく飲み込めずむせたり、嘔吐してしまう場合は無理せずにかかりつけの獣医師に相談しましょう🐶🏥
食べることは、元気を保つために最も大切です🍀
しかし、なかなか食べることが難しくなってしまうこともあると思います。
そういった場合は、飼い主様だけで抱え込まず獣医師に相談してみましょう😌🍀