ワンちゃんもアレルギーを発症してしまうことがあります😢
今回は愛犬のアレルギー症状の見分け方についてお話していきます💡
まずはじめに、ワンちゃんが引き起こしてしまうアレルギー疾患と症状を見てみましょう🤔
①アトピー性皮膚炎
②食物アレルギー
③ノミアレルギー
の3つが特に発症しやすいアレルギーになります😣
ワンちゃんがアレルギーを発症してしまう原因は様々ありますが、アレルギー反応を引き起こす物質であるアレルゲンが体に入ることでアレルギーを発症する場合や、遺伝的にアレルギーを発症しやすい犬種もいます。
主な3種類のアレルギーについて説明していきます💡
①アトピー性皮膚炎
→アトピー性皮膚炎においてかゆみは最も多い症状です。慢性的なかゆみを伴い、特に若いワンちゃんに見られる病気です。
症状としては主に、目や口の周りや、耳、四肢などに強い痒みと赤みが出ます😢
✅アトピー性皮膚炎かな?と疑わしい場合は、前足や耳に症状があるが、耳のふちや腰には症状がないことや、湿疹よりもかゆみの方が先にあった、などの特徴を見てみるといいかもしれません。もちろん特徴に当てはまらないワンちゃんもいますので、しっかり様子を見ることが大切です🍀
かゆみが続くと、ワンちゃんは体を舐めたり噛んだり、皮膚を掻きむしってしまい、脱毛や色素沈着が生じてしまいます。
②食物アレルギー
→ワンちゃんの食物アレルギーの主な原因は、タンパク質を含む食材で引き起こしてしまいます。
•牛肉
•鶏肉
•乳製品
•卵
•小麦、穀物、大豆などの穀類
上記は発症する可能性のある食べ物です💦
上記以外にも、羊や豚、ウサギ、魚でもアレルギー症状が出ることもあります。
症状としては、かゆみ、赤みや脱毛といった皮膚症状や、下痢や嘔吐などの消化器症状があります。
✅食物アレルギーかな?と疑わしい場合は、顔の周りや内股、足先などをかゆがったり舐めたり、下痢や軟便、嘔吐などの症状が出ているか、などを特徴として見てみましょう。
③ノミアレルギー
→ノミアレルギー性皮膚炎は、ワンちゃんの皮膚にノミが寄生することで発症します。ノミが犬の皮膚を吸血した時に、同時に唾液を皮膚の中に注入します。その唾液の成分にはアレルゲンが含まれているため、皮膚がアレルギー反応を起こします💦
✅ノミアレルギーかな?と疑わしい場合は、強いかゆみや、背中や腰、尾の付け根あたりに赤い発疹や蕁麻疹ができます。他にも首やお腹、顔などにも症状が出ることなどを特徴として見てみましょう。
ノミの予防をしていなかったり、多くの場合は、5歳未満で初めて症状が現れ、若い頃にノミに感染しなければ、中高齢になって急に発症するケースもあります。
このような症状を放置してしまうと、皮膚を掻き壊してしまう他、他の感染症を引き子起こしてしまう可能性もあります。
3つのアレルギーのお話をさせていただきましたが、どのアレルギーでも、こういった症状が見られたらアレルギーの疑いがあります。悪化しないように、なるべく早く動物病院を受診しましょう💡
また、ワンちゃんのアレルギーは完治が難しいと言われています。「治らないから…」と諦めるのではなく、症状を緩和させながら上手くコントロールをし、ワンちゃんの負担やストレスを減らし、ワンちゃんが快適に過ごせるよう目指していきましょう🍀